定価:本体1700円+税
対象:小学校上~中学、教員
判型・体裁:B5判/64ページ/並製本
発行年月:2014年3月
ISBN978-4-378-02227-7
NDC019
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内容紹介
ビブリオバトルとは、小学生から大人までできる本の紹介コミュニケーションゲームです。ビブリオバトルのルールや子どもたちが楽しむための留意点などを、子どもたちと司書とのやりとりで紹介します。小・中学校や公共図書館などでの実践例も掲載。開催当日の様子や、子どもたちの感想などを載せています。ビブリオバトルに初めて挑戦する子どもたちはもちろん、ビブリオバトルの導入を考えている先生や学校司書、図書館司書の方も活用できる情報が満載です。ビブリオバトル開催情報などは、「知的書評合戦ビブリオバトル公式ウェブサイト」をご覧ください。
・もくじ
ビブリオバトルってなあに?
第1章 どうしてビブリオバトルなの?
ビブリオバトルの魅力
第2章 どんなゲームなの?
ルール①おススメの本を持って集まる
ルール②時間制限は5分
桐山さんメモ(5分のわけ)
ルール③3分間のディスカッション
ルール④チャンプ本を決める
ビブリオバトル公式ルール
第3章 楽しいビブリオバトルのためのヒント
自分で本を選ぼう
桐山さんメモ(本選びのわけ)
何人でやる?
なぜ原稿を用意しないのか?
じょうずに発表するには?
発表がはやく終わってしまったら?
桐山さんメモ(ミニ・ビブリオバトル)
投票の紳士協定
第4章 ビブリオバトルをやってみよう
実践例 その1 小学校
その2 中学校①
その3 中学校②
その4 図書館
その5 そのほかに
桐山さんメモ(紹介本が重なったら)
おわりに(監修者・谷口忠大)
著者紹介
監修:谷口 忠大(たにぐち ただひろ)
1978年、京都府京都市生まれ。京都大学大学院工学研究科精密工学専攻博士課程修了。立命館大学情報理工学部知能情報学科准教授。ビブリオバトル考案者。ビブリオバトル普及委員会代表。著書に『コミュニケーションするロボットは創れるか 記号創発システムへの構成論的アプローチ』(NTT出版)、『ビブリオバトル 本を知り人を知る書評ゲーム』(文春新書)、監修に『ビブリオバトル入門 ~本を通して人を知る・人を通して本を知る』がある。
文:粕谷 亮美(かすや りょうみ)
宅配書店サンタポスト主宰。ライター。著書に『あなたの知らないカビのはなし』、『あなたの知らない細菌のはなし』、共著に『妖怪の日本地図』1~6巻(大月書店)、編集協力に『絵本は語る はじまりは図書館から』、『3・11を心に刻むブックガイド』(子どもの未来社)などがある。ビブリオバトル普及委員。
絵:しもつき みずほ
イラストレーター、マンガ家。『ワンステップアップの授業づくり学級づくり 1年』(子どもの未来社)扉・本文イラスト、マンガ制作。『東タ煉協報』(タイルの本編集室)4コママンガ連載など。