おとうさんは103さい

作:信友直子 絵:吉田尚令

対象:小学校低学年から。
定価:1,760円(本体1,600円+税10%)
発行年月:2023年12月
判型・体裁:B5判変上製(22.5×17) 40ページ
ISBN:978-4-378-01531-6
Cコード:8795 NDC:913

・メディア情報
2024年1月15日 朝日新聞・朝刊1面
2024年1月29日 読売新聞・夕刊3面

内容紹介

「これはおかあさんのおかげなんよ」
しあわせはきっと、ふつうの毎日の中にある。

映画『ぼけますから、よろしくお願いします。』の
信友直子監督が贈る、「おとうさんの物語」。

広島県呉市で生まれたおとうさん。おかあさんと出会い、結婚して、わたしは生まれた。
おかあさんのやさしさのまほうにかけられて、わたしたち家族はいつもにこにこしていた。
ある日、おかあさんは庭にあじさいの木をうえた。まほうをかけられたあじさいは、
きれいに花を咲かせて……。
あれから長い月日がすぎたいまでも、おとうさんは庭のあじさいをだいじにしている。
きょうも、明るく、元気にくらしている、おとうさんは、103さい。

作者紹介

作:信友直子(のぶとも・なおこ)
1961年広島県呉市生まれ。父・良則、母・文子のもとで育つ。
1984年東京大学文学部卒業。同年、森永製菓に入社し、広告部で社内コピーライターとなる。1986年からテレビ番組制作の道へ進み、2010年に独立。2013年頃から自身の父と母を被写体として老老介護の様子を記録し始め、2018年に映画『ぼけますから、よろしくお願いします。』を発表。2019年の文化庁映画賞・文化記録映画大賞などを受賞する。
本書は事実に基づいて創作されたもので、自身初の絵本作品となる。

絵:吉田尚令(よしだ・ひさのり)
1971年、大阪府生まれ。絵本画家。絵本や書籍の挿画などを手がける。 主な絵本に『希望の牧場』(作・森絵都 岩崎書店)、『パパのしごとはわるものです』(作・板橋雅弘 岩崎書店)、『悪い本』(作・宮部みゆき 岩崎書店)、『はるとあき』(作・斉藤倫 うきまる 小学館)、『星につたえて』(文・安東 みきえ アリス館)、児童書の挿画に「雨ふる本屋」シリーズ(作・日向理恵子 童心社)などがある。

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