いちからわかる環境問題(全5巻)

2025年図書館向けセット
いちからわかる環境問題(全5巻)
監修 松下和夫(京都大学名誉教授)
対象 小学校中学年から
ISBN
978-4-378-02540-7
NDC519 C8336
定価  9,900円(本体9,000円+税10%)
2025年4月刊行

セットの紹介

いちから知れば、よくわかる!

ニュースによく出てくるし、なんとなく知っているけれど、じつはよくわかっていない――
そんな環境問題をテーマごとに、「いちからわかる」ように説明します。
どんな問題なのかわかれば、ニュースもわかり、環境への関心が深まります。今起きている環境問題が、「他人事(ひとごと)」から「自分ごと」に。環境教育に最適のセットが、あつかいやすいコンパクトサイズで登場です!

このシリーズの構成は、次のとおりです。
① 食料問題 (くわしくは、こちら
② 水問題(くわしくは、こちら
③ 気候変動(くわしくは、こちら
④ ごみ問題(くわしくは、こちら
⑤ 生物多様性(くわしくは、こちら

それぞれのテーマについて、
・そもそも、どういう意味で、何が問題になっているのか
・日本で、世界で、今どういうことが起こっているのか
・どんな取り組みが行われているのか、身近でできることは
という視点から、身近な例や、グラフ、図、写真を使って説明します。


① 食料問題

あまっているのに、足りない!?
食料が足りなくて、飢えや栄養不足でこまっている人がたくさんいる問題を説明します。
<キーワード>
飢餓/米不足/食品ロス/食料自給率/スマート農業/代替肉/バーチャルウォーター/バイオマス


② 水問題

家で、きれいな水が、いつでも、かんたんに手に入るのは当たり前のことではありません。
世界で水が不足していること、水がよごれていること、安全な水が使えない人がいることを中心に、水にまつわる問題を説明します。
<キーワード>
海水淡水化/干ばつ/公害/水質汚染/バーチャルウォーター/水くみ/水俣病/PFAS


③ 気候変動

大雨や、きびしい暑さ。今、地球はどうなっているの!?
気候変動が起こるしくみから、世界で何が起きていて、人間や生きもののくらしへどのような影響をあたえているのか説明します。
<キーワード>
地球温暖化/二酸化炭素/異常気象/温室効果ガス/再生可能エネルギー/省エネ/干ばつ/洪水


④ ごみ問題

このごみ、捨てたらどうなるの?
ごみが多くて、ちゃんと処理できずに、地球の環境をよごしている問題を説明します。
<キーワード>
海洋プラスチックごみ/食品ロス/循環型社会/リサイクル/リデュース/リユース/5R/アップサイクル


⑤ 生物多様性

生きものたちの命のつながりが、こわれそう!?
たくさんの生きものたちがつながりあいが、人間の活動によって失われつつある問題を説明します。
<キーワード>
外来種/里地里山/里海/食物連鎖/生態系/絶滅危惧種/地産地消/ラムサール条約/乱獲


監修者紹介

松下和夫(まつした・かずお)
京都大学名誉教授。(公財)地球環境戦略研究機関(IGES)シニアフェロー。環境庁(省)、OECD 環境局、国連地球サミット上級環境計画官、京都大学大学院地球環境学堂教授(地球環境政策論)などを歴任。地球環境政策の立案・研究に先駆的に関与し、気候変動政策・SDGs などに関し積極的に提言。持続可能な発展論、環境ガバナンス論、気候変動政策・生物多様性政策・地域環境政策などを研究している。主な著書に「1.5℃の気候危機」(2022年、文化科学高等研究院出版局)、「環境政策学のすすめ」(2007年、丸善株式会社)、「環境ガバナンス」(2002年、岩波書店)などがある。

新刊

  1. いちからわかる環境問題(全5巻)
  2. マイヤーさんと大きくなりすぎた犬
  3. スクールハラスメント
  4. 生きものたちのスゴ技図鑑
    ちょっと変な仲間 編
  5. あこがれの図書館
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