作　上條さなえ

絵　こやまもえ

対象　小学校中学年から
定価　1,760円（本体1,600円＋税10%）
仕様　四六判上製　112ページ
　　　タテ194*ヨコ138*厚さ9mm　220g
ISBN　978-4-378-01572-9
Cコード　8093　NDC　913

装丁　市川さつき

内容紹介

小学校３年生のみるくは、色黒だから「ミルクコーヒー」、
目がメールの記号の点みたいだから「ドット」とよばれるようになり、
学校にかよえなくなりました。
そんなとき、おとなりに、まじるさんがひっこしてきて……。

沖縄のこと。人が人を思うということ。
デパ地下好きな沖縄のおばあと不登校の女の子の間にめばえた、
思いやりと友情の物語。

〈もくじ〉
１　みるくは初心者(しょしんしゃ)マーク
２　デパ地下が好きなまじるさん
３　ジョートーものの二人
４　まじるさんはどこからきた？
５　森田先生からの手紙
６　マブイよせ
７　生まれかわりの花
８　花ことば
９　おばあのサーターアンダギー

作者紹介

作：上條さなえ（カミジョウサナエ）
1950年、東京都に生まれる。小学校教員を経て、1987年「小さな童話大賞」で選者賞を受賞した『さんまマーチ』（国土社）で童話作家としてデビュー。『10歳の放浪記』（講談社）で自らの出自を告白。作家生活のかたわら、埼玉県の児童館館長を11年間務め、2002年から2006年まで埼玉県教育委員会委員、同委員長を務めた。現在、沖縄県在住。

絵：こやまもえ（コヤマモエ）
1986年、京都府に生まれる。京都精華大学芸術学部マンガ学科カートゥーンマンガコース卒。
イラストレーターとして一般書や児童書、教科書などの挿絵を手掛ける。絵本の作品に『たべたらどうなる？ にじいろきのみ』（文 オヤマ・ハンサード・ヒロユキ／文芸社）がある。 京都府在住。

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