この本は、環境と自然を大切にしているスウェーデンからやってきた、64ページ、オールカラーのゆかいな大型絵本です。
主人公のフロイドは、小さな小さな渡り鳥マダラヒタキの子どもです。クックルクーの森で生まれたやんちゃぼうずのフロイドくんが、太陽や月と友だちになったり、森の動物たちと遊んだり、南の国に渡るとちゅうに人間と出会ったりしながら、自然と環境についてを学んでいきます。
大人のためには、子どもたちへ説明するときに役立つコラムが随所にもうけてあります。
2003年5月、「第50回産経児童出版文化賞《JR賞》を受賞しました。
森の中のフロイド
マリー・メイイェル:作
インゲラ・ペーテション:絵
とやま まり:訳
A4判/64ページ/オールカラー
2002年4月発行
ISBN978-4-378-03601-4
定価:本体2,400円+税
品切れ重版未定の商品です
クックルクーの森で生まれた、やんちゃぼうずのフロイドくんは、太陽や空気、水や木や花たちと出会います。毎日、毎日、「なぜ?」「どうして?」と、ふしぎに思うことがいっぱい!
チョウのドイドイとなかよしになったり、あやうくキツネに食べられそうになったりしながら、四季のこと、食物連鎖のこと、水の循環のことなど、自然のしくみを理解していきます。
町を行くフロイド
マリー・メイイェル:作
インゲラ・ペーテション:絵
とやま まり:訳
A4判/64ページ/オールカラー
2002年5月発行
ISBN978-4-378-03602-1
定価:本体2,400円+税
品切れ重版未定の商品です
秋になってエサになる虫が少なくなり、フロイドは生まれそだったクックルクーの森をはなれて南にむかいました。
森また森の上を飛んでいくと木がなくなっているところがあります。おどろいて、下におりてみると、大きな機械が木をたおしています。木がなにか人間に悪いことをしたのでしょうか。人間は木がきらいなのでしょうか?……大好きな森を思い出して、泣きたいような気持ちになっていると、木の皮の下にすんでいた虫がフロイドに話しかけます……。