マリア・パル
訳:松沢あさか
絵:堀川理万子
定価:本体1500円+税
対象:小学校中~中学
判型・体裁:四六判/240ページ
発行年月:2011年2月
ISBN978-4-378-01488-3
NDC949
内容紹介
ぼくはレーナのことを一番の親友だと思っている。
でも、レーナはぼくをどう思っているんだろう? ふたりで遊んでいるときは、なにも考えないけれど、ひとりだと、どうしてもそのことを考えてしまう。……となり同士の、ぼくとレーナの一年間を、ゆかいで、はらはらドキドキのエピソードでつづります。遠く離れた北欧ノルウェーの自然のたたずまいや、めずらしい行事など、ストーリー以外にも、読者を楽しませてくれる要素がたっぷり。
作者紹介
マリア・パル(Maria Parr)
1981年生まれ。ノルウェー、ベルゲン大学で北欧語と文学を履修して修士号をとり、さらにヴォルガカレッジで教育学を学んで教職につく。大学在学中の2005年に書かれた本作品は、子ども同士の友情の一途さを描写して好感をよび、ノルウェーの北欧神話の詩神の名を冠したブラーゲ文学賞(児童文学部門)の候補にあげられ、数カ国語に翻訳されている。