〈全8巻〉
動物の赤ちゃんの誕生から、母親が子育てする様子、エサの捕り方などの教育……そして、子どもたちがひとりだちするまでのすがたを、野生動物写真家のスージー・エスターハスがすばらしい写真でとらえました。
どうして、こんな写真が撮れるのでしょう……それは、赤ちゃんが産まれるまえから、スージーは、長期間、ずっと動物のそばにいたので、動物たちは彼女のいることをまったく気にしなくなったからです。
スージー・エスターハス(Suzi Eszterhas)
極地や熱帯地方をふくむ世界各地をまわって取材・撮影しているプロの野生動物写真家。絶滅の危機に瀕した種の家族生活を記録することを専門とし、とくに動物の赤ちゃんの成長を継続して記録するという、これまでに例のない取り組みをしている。彼女の写真は世界中の本や雑誌、新聞に発表されていて、数々の賞を受賞している。
ライオン
ライオンの赤ちゃんが、どのようにおとなになっていくか、そのようすをカメラが追いました。
これを撮影したのは、野生動物写真家のスージー・エスターハスです。
赤ちゃんライオンは、おかあさんのしっぽをおいかけたり、おとうさんにあいさつしたり、草原を歩きまわったり、狩りのしかたを学んだりしながら、大きくなっていきます。やがて2さいになると、子どもライオンはもうすっかりおとなです。自分の子どもをうんで、群れにひき会わせる日がまもなくきます。
訳:成島 悦雄(なるしま えつお)
1949年、栃木県生まれ。1972年、東京農工大学農学部獣医学科卒。東京都・恩賜上野動物園、多摩動物公園の動物病院勤務などを経て、現在は東京都井の頭自然文化園園長。野生動物医学会評議員。
スージー・エスターハス=文と写真
成島 悦雄=訳
定価:本体1800円+税
対象:小学校低~大人まで
判型・体裁:265×245ミリ/30ページ
発行年月:2013年04月
ISBN978-4-378-04151-3
ゴリラ
生まれたばかりの1 頭のマウンテンゴリラの赤ちゃんが、おとなになっていくようすを、カメラが追いました。
これを撮影したのは、野生動物写真家のスージー・エスターハスです。
おかあさんゴリラは、赤ちゃんをどのようにそだてるのでしょう? ゴリラの赤ちゃんはなにをたべ、どのようにあそび、そして、どんなことを学んでいくのでしょう? ゴリラの赤ちゃんが生まれてから、自分の子どもをもてるようになるまでを記録した、ユニークな写真絵本です。
訳:黒鳥 英俊(くろとり ひでとし)
1952年生まれ。幼い頃から生き物が大好きで、茨城大学農学部畜産科卒業後、千葉大学大学院で動物の繁殖生理学を学び、1978年より東京都恩賜上野動物園にて、類人猿を中心に動物の飼育・繁殖に携わる。
スージー・エスターハス=文と写真
黒鳥 英俊=訳
定価:本体1800円+税
対象:小学校低~大人まで
判型・体裁:265×245ミリ/30ページ
発行年月:2013年04月
ISBN978-4-378-04152-0
チーター
生まれたばかりのチーターの赤ちゃんが、おとなになるまでのようすを、カメラがとらえました。
これを撮影したのは、野生動物写真家スージー・エスターハスです。
チーターのおかあさんは、赤ちゃんたちをまもり、からだをきれいにし、えさをあたえ、そして、えさのとりかたをおしえます。子どもたちは、おいかけっこをしたり、とっくみあいをしたりしてあそびます。2さいになると、チーターはもうひとりだちします。いつの日か、自分の家族をもつことでしょう。
スージー・エスターハス=文と写真
成島 悦雄=訳
定価:本体1800円+税
対象:小学校低~大人まで
判型・体裁:265×245ミリ/30ページ
発行年月:2013年04月
ISBN978-4-378-04153-7
ヒグマ
2頭のヒグマの赤ちゃんが、アラスカの山の中で生まれ、そだち、やがてひとりだちするようすを、カメラが追いました。
これを撮影したのは、野生動物写真家のスージー・エスターハスです。
2頭の子グマは、おかあさんと探検したり、おいかけっこをしたり、木にのぼったりします。サケのとりかたや、貝の見つけかたもおぼえます。やがて3さいになったヒグマは、まもなく、自分の家族をもつという、はじめての大きな冒険に旅だつのです。
訳:宮田 桂子(みやた けいこ)
1975年生まれ。群馬県出身。1999年北里大学獣医畜産学部(現・獣医学部)を卒業後、千葉県で酪農ヘルパーとして働き、2001年から東京都恩賜上野動物園飼育展示課勤務。過去にツキノワグマとヒグマを、現在は小獣館でネズミなどの飼育を担当。
スージー・エスターハス=文と写真
宮田 桂子=訳
定価:本体1800円+税
対象:小学校低~大人まで
判型・体裁:265×245ミリ/30ページ
発行年月:2013年04月
ISBN978-4-378-04154-4
オランウータン
オランウータンの赤ちゃんが、森で生きていくようすをカメラが追います。
これを撮影したのは、野生動物写真家のスージー・エスターハスです。
オランウータンの赤ちゃんは、はじめは、木から木へとわたるおかあさんのせなかにしっかりとつかまっています。それから、おかあさんに見まもられながら、どうやって木にのぼるのかをおぼえます。このようにして、オランウータンの子どもは、おかあさんから森の中での生きかたを学んでいきます。
スージー・エスターハス=文と写真
黒鳥 英俊=訳
定価:本体1800円+税
対象:小学校低~大人まで
判型・体裁:265×245ミリ/30ページ
発行年月:2013年04月
ISBN978-4-378-04155-1
ラッコ
太平洋の冷たい海の中で生まれたラッコの赤ちゃんが、おとなになるまでのようすを、カメラがとらえました。
これを撮影したのは、野生動物写真家のスージー・エスターハスです。
ラッコの赤ちゃんはうたたねをしたり、おっぱいをのんだり、およぎや水にもぐる方法をおぼえたりします。1さいになると、ラッコはもうおとなです。自分の赤ちゃんをうむ日も、もうすぐです。
訳:渋谷 弘子(しぶや ひろこ)
東京教育大学文学部卒業。27年間、高校で英語を教えたのち、翻訳を学ぶ。主な訳書に、「フィボナッチ」「わたしはガリレオ」(さ・え・ら書房)、「忘れないよリトル・ジョッシュ」(文研出版)、「席を立たなかったクローデット」(汐文社)などがある。
スージー・エスターハス=著
成島 悦雄=監修
渋谷 弘子=訳
定価:本体1800円+税
対象:小学校低~大人まで
判型・体裁:265×245ミリ/30ページ
発行年月:2014年04月
ISBN978-4-378-04156-8
ゾウ
アフリカの大草原で生まれたオスのゾウの赤ちゃんが、おとなになるまでのようすを、カメラが追いました。
これを撮影したのは、野生動物写真家のスージー・エスターハスです。
子どものゾウは、鼻やきばの使い方をおぼえたり、泥水に入って遊んだり、ほかのわかいゾウに出会ったりします。そして、15さいになると、群れをはなれて、ひとりでアフリカの平原に旅立ちます。
スージー・エスターハス=著
成島 悦雄=監修
渋谷 弘子=訳
定価:本体1800円+税
対象:小学校低~大人まで
判型・体裁:265×245ミリ/30ページ
発行年月:2014年04月
ISBN978-4-378-04157-5
トラ
3びきのトラの赤ちゃんが、生まれてからおとなになるまでのようすを、カメラが追いました。
これを撮影したのは、野生動物写真家のスージー・エスターハスです。
トラの子どもたちは、探検したり、ころげまわったり、木のえだにとびかかったり、水をはねかしたり、ボクシングのように打ち合ったり、とっくみあいをしたりします。やがて、2さいになると、トラはすっかりおとなになります。自分のなわばりをもつ日も、もうすぐです。
スージー・エスターハス=著
成島 悦雄=監修
渋谷 弘子=訳
定価:本体1800円+税
対象:小学校低~大人まで
判型・体裁:265×245ミリ/30ページ
発行年月:2014年04月
ISBN978-4-378-04153-7