クラウディオ・メルロ 著
木下哲夫 訳
29.7*23.3cm/128ページ
2004年2月刊行
ISBN978-4-378-04111-7
定価:3800円+税
古代の洞窟絵画から、現代のポップアートにいたるまで、代表的な美術作品を眺めながら、それらがどんな背景でどのように生まれたのか、どのように制作されたかなど、ビジュアルにわかりやすく紹介します。
【特長】
・『美術の歴史』は文章を読んでも、挿絵を眺めても楽しい本。先史時代の洞窟絵画から、フランク・ロイド・ライトが設計したニューヨークのグッゲンハイム美術館まで、絵画、彫刻、建築など世界の美術を時代を追って紹介します。
・先史時代につづく古代エジプト、ギリシア、ローマの美術はもちろんのこと、中国やアフリカのベニン王国で鋳造されたブロンズ像も登場します。さらにビザンティン美術、中世の壮大な聖堂、そしてボッティチェリ、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ラファエロなどルネサンスの巨匠の作品がめじろおし。
・17世紀はカラヴァジョとフェルメール、19世紀に入ってはマネ、ルノワール、モネの印象派、その後を受けたゴッホ、そして現代美術のさきがけピカソとシャガールの作品を見ていきます。
・本書の特長は、画家や彫刻家のアトリエでの仕事ぶりを詳しく、正確な挿絵で表したところ。大むかしにカメラがあったら、きっとこんな情景を見ることができたはずです。重要な作品はカラー図版で紹介。『美術の歴史』はどなたにも楽しめる美術の手引きです。