「火がつく、燃える、消える」、また「水が跳ねる、垂れる、流れる、飛ぶ、凍る、湯気になる」といった日常、よく見る現象をハイスピードカメラなどで、くわしく見ると、どのような表情になっているのでしょう。
びっくりするような写真と出会い、その奥の理論を楽しく学べるシリーズです。
ガリレオ工房の水のひみつー変化するすがたー
伊知地国夫=写真
土井美香子=文
滝川洋二=監修
定価:本体2200円+税
対象:小学校高~
判型・体裁:26.5×19cm/64ページ/オールカラー
発行年月:2015年05月
ISBN978-4-378-04192-6
NDC430
内容見本はこちら
シャワーの水は、細い水流だと思っているでしょうか? 水道の蛇口から、したたり落ちる水は、上がとがった球形をしているでしょうか? 水しぶきはどんな形なのでしょう。写真撮影のアイデア満載。読者の探究心をふるい立たせる一冊。
【もくじ】
●はじめに
1丸くなる水
水には形があるのか?
こうして撮ってみよう①
こうして撮ってみよう②
水流はいつから粒になるのか?
ぶつかった水はくだけるのか?
こうして撮ってみよう③
水と水が混ざらないのか?
こうして撮ってみよう④
2ものと接する水
水玉ができない?
3気体の水
空気の中にも水はある?
4固体になる水
水蒸気が凍る?
こうして撮ってみよう⑤
泥水にできる氷も透明?
●さくいん
ガリレオ工房の炎のひみつー燃焼の科学ー
品切れ重版未定の商品です。
伊知地国夫=写真
土井美香子=文
滝川洋二=監修
定価:本体2200円+税
対象:小学校高~
判型・体裁:26.5×19cm/64ページ/オールカラー
発行年月:2013年04月
ISBN978-4-378-04191-9
NDC430
内容見本はこちら
本書は、科学の本ですが軽快なストーリー仕立てになっています。高校一年生の主人公が、小さな事件をきっかけに、燃焼や防災の科学に関心を持ちはじめ、人間として成長するとともに、科学的知識が知識にとどまらず、人間の生き方にも関わっていきます。
びっくりするような現象と出会い、その奥の理論を楽しく学び、防災を科学し、科学と人間の生き方との関連を考える、ガリレオ工房が目指す理科読の本の世界をぜひ楽しんでください。
【もくじ】
●はじめに
●1限目……燃えるいろいろ
紙や木など、燃えるものはいろいろありますが、どのようにものは燃えるので
しょう。ここでは、いろいろなものの燃え方と、燃えるとはどういうことなのか
をよく見ていきます。
01 火がついた!?
02 いろいろ燃やしてみると?
03 何が燃えてるのか?
04 煙に火がついた?
05 アルコールの燃もえ方 ?
06 火の球が燃える !? ?
●2限目 燃え続けるためのいろいろ
ものや熱があるだけでは、燃えません。また、火がないのに、燃えることも
あります。燃え続けるためには、何が必要なのでしょう。
07 炎がなくても火がつく?
(コラム……マッチの火がつく様子)
(紙はなぜ燃えない)
08 酸素が必要?
09 酸素はどこからきたのか?
●3限目 消えるためのいろいろ
これまで見てきたことから、火を消すにはどうしたらよいか考えます。防災
のために自分たちでできることも考えてみましょう。
10 無重量の中の炎
11 火を消してみよう?
12 防災を科学しよう
●さくいん
作者紹介
NPO法人 ガリレオ工房
教師を中心にジャーナリスト、研究者、学生などで構成する科学実験の研究、開発グループ。そのユニークで独創的なアイデアや方法は、各界で高い評価を受けている。雑誌、新聞などでの発表のほか、テレビの科学番組にも企画協力している。また、全国各地での実験教室やサイエンスショーも手がけている。2002年に吉川英治文化賞受賞。同年、NPO法人として認可される。
伊知地国夫(いちじ くにお)
1950年東京生まれ。学習院大学大学院自然科学研究科修士課程修了,物理学専攻。中・高校教諭などを経て,伊知地国夫科学写真工房を開設。日本自然科学写真協会(SSP)副会長。著書に、『Focus in the Dark 科学写真を撮る』(岩波書店)、『びっくり、ふしぎ写真で科学』1~6(共著、大月書店)などがある。ガリレオ工房理事。
土井美香子(どい みかこ)
1955年、山梨県生まれ。子育て中に子供の読書活動に出会い、読み聞かせなどを始める。図書館司書を経て図書館コンサルタント。科学の本の読み聞かせの会ほんとほんと副代表、日本子どもの本研究会会員。ガリレオ工房理事。
滝川洋二(たきかわ ようじ)
1949年、岡山県生まれ。国際基督教大高校教諭、東大教養学部特任教授などを経て東海大教育開発研究所所長。2002年、NPO法人「ガリレオ工房」設立。ガリレオ工房理事長。