ロバート・ウィンストン
訳:大塚道子
定価:本体2800円+税
判型・体裁:28.5*22.5cm/96ページ/オールカラー
発行年月:2012年11月
ISBN978-4-378-04133-9
NDC467
対象:小学校高学年から大人まで
内容紹介
地球の生き物たちがどのようにくらし、生きのびてきたかを、豊富な資料とさまざまな角度から考えます。
いま、地球上にいる生き物たちの多くは、むかしとは形や大きさなど、さまざまた点で違います。うまく進化した生き物と、絶滅してしまった生き物たちはどこが違ったのだろう?
動物と植物とは、どこがどう違うのだろう? 生き物たちがどのように成長し、子孫を残しているかを、細胞の構造、遺伝子、染色体など、さまざまな面からわかりやすく紹介。「生命とは何か?」ということについても考えています。
地球の上には、さまざまな環境があって、中には、とても生物が生きられないような過酷なものもあります。それでも、地球が生き物にとって理想的な星であるといえるのは、なぜだろう……気温、空気、水などについて、他の惑星と比較しながら考えます。果たして、地球以外の星に生命体が存在するのでしょうか?
地球上の生き物たちは、生きのびるためにさまざまな知恵や能力を身につけてきました。言い方を変えれば、そういう能力を身につけるのに成功した生き物が生きのびてきたのだともいえるでしょう。
この『目で見る生命』は、大きな動植物から、小さな細菌まで、生き物たちの生き様と生命について、生命とは何か?考えます。
【もくじ】
生命の意味
生命とは何か?
生命はどのように誕生したか
生命を構成する積み木
細胞の基本構造
細胞の中は小さな工場
緑のエネルギー
生命に必要なもの
生命の多様性
6つの界
たくさんの種が存在するわけ
生命の進化
植物の種類
夜、姿を現すものたち
動物界の大きな仲間と… …
小さな仲間
極微の世界
ともに生きる
豊かな世界
だれもがシステムの一部
生物分布帯
ちょっと変わった同盟関係
食うものと食われるもの
ぼくたち、おそうじ部隊
バランスを保つ
生き残りへの道
いとしのわが家
自分の領域を守る
群れでくらす
コロニーの生活
子孫を残すために
生き残りをかけた「よそおい」
生き物たちのひみつ兵器
やりたいほうだい
長い長い旅路
海のなかの世界
種子をまき散らす
生命の向こう側
もっとも進化した動物?
きみはひとりじゃない
極限で生きる生物
ヘンテコだけどすばらしい!
地球外生命体はいるか?
用語解説
さくいん