著者:クラウス・コルドン
訳者:松沢あさか
定価:本体1300円+税
判型・体裁:A5判/168ページ
発行年月:2001年4月
ISBN978-4-378-00761-8
NDC943
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忘れてしまいたい夏が終わった。チャーリーは、ヘルベルト、アンディとともに体験した事件をふりかえる。自分のとった行動は、はたした役割は? 都会の隅にたむろする、麻薬をやめられない若者たちの存在が語るものは? 彼は事件をきっかけに、友情について、また両親との関係について考える。そしてこの夏のすべてが、人生の意味はなにかと問いかけていることに気がつく。これは、忘れることのできない、また忘れてはならない夏なのだ。