エロイーサと虫たち


ハイロ・ブイトラゴ

絵:ラファエル・ジョクテング
訳:宇野和美

定価:本体1300円+税
対象:小学校低~
判型・体裁:21×22cm/36ページ
発行年月:2011年9月
ISBN978-4-378-04131-5
NDC933

ミュンヘン国際児童図書館の2011年度 優良図書ホワイト・レイブンス選定

・掲載
2022年「子どもの本棚 8月号」
特集『へいわとせんそう 絵本をあいだに、子どもといっしょに考える』

内容紹介


お父さんとふたり、とおい町にひっこしてきたわたし。こころぼそくて しんぱいで、まるでじぶんが、へんな虫になったきぶん……。
住みなれた家をはなれた少女が、新しい土地でとまどいつつ生きていくさまをこまやかに描いた、中南米コロンビアの傑作絵本。
難民の現状を伝える絵本として、国連難民高等弁務官事務所の支援で出版された特別版は、ラテンアメリカ各地で配布されています。

作者紹介

作者:ハイロ・ブイトラゴ (Jairo Buitrago)
1973年コロンビアのボコタ生まれ。児童文学作家でイラストレータ。ジョクテングとの共作『かえり道で』(2008・未訳)は、2007年メキシコのフォンド・デ・クルトゥラ・エコノミカ社主催の風の岸辺賞を受賞。料理が好きで、コミックや虫を集め、ブルドッグにあこがれるコロンビアの新鋭。

画家:ラファエル・ジョクテング (Rafael Yockteng)
1976年ペルー生まれ、1980年よりコロンビア在住。グラフィックデザイナーとして出発の後、カナダのグラウンドウッド社刊行の『雨の使い』(2001・未訳)、『白い花』(2005・未訳)など、中南米出身の作家とともに絵本をを手がける。ラテンアメリカを地盤に、これからの活躍が期待されるイラストレータ。

訳者:宇野和美(うの かずみ)
東京外国語大学卒業。出版社勤務の後、スペイン語児童文学の翻訳に携わる。訳書に、『フォスターさんの郵便配達』(偕成社)、『むこう岸には』(ほるぷ出版)、『ポインセチアはまほうの花』(光村教育図書)など多数。日本ラテンアメリカ子どもと本の会発起人の1人。

新刊

  1. 生きものたちのスゴ技図鑑
    何しゃべってるの? 編
  2. 生きものたちのスゴ技図鑑
    食われてたまるか 編
  3. となりのきみのクライシス
  4. おとうさんは103さい
  5. G65
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