マングローブの木 アフリカの海辺を緑の林に


スーザン・L・ロス

シンディ・トランボア 訳松沢あさか

定価         本体1500円+税
対象         小学校中~
判型・体裁  23×28cm/32ページ
発行年月   2013年7月
ISBN      978-4-378-04138-4
NDC       933

内容紹介

紅海に面したアフリカの小さな国エリトリアに、ハルギゴというまずしい村がありました。十分な食料が手に入らず、人びとはいつもおなかをすかせ、飼っているヤギやヒツジも同じようにおなかをすかせていたのです。
そんなところへひとりの科学者、ゴードン・サトウ博士が訪れて、村人たちの生活が楽になるよう手をさしのべました。すべての始まりは、ある特別な木でした。
    これがその木、
   海辺に植えられた
   マングローブの木。

本書は、詩と散文で交互に語りながら、博士の「マングローブ植樹プロジェクト」が、まずしい村を、どのように自足できるコミュニティーに変えていったかを案内しています。

マングローブについて
・マングローブとよばれる植物は、世界に70種類以上あります。熱帯の海岸沿いに群生していますが、日本の西南諸島でも見られます。
・マングローブとよばれる植物の主な特徴は、
根が海水につかっても枯れない。
大気中に根を出して呼吸をしている。
ことがあげられます。
・マングローブは、他の生物の絶好の生活の場を与えてくれるだけでなく、他の植物よりも二酸化炭素を多く吸収して酸素を出してくれます。
・マングローブ林は、エビの養殖池の建設など、さまざまな開発によって、その面積はこの数十年でずいぶんと減ってしまいました。

作者紹介

文とコラージュ:スーザン・L・ロス(Susan L.Roth)
ニューヨーク市生まれ。ミルズ大学・大学院で絵画、版画、美術史を学ぶ。彼女のコラージュは、筆をいっさい使うことなく、ハサミとピンセット、デンプン糊などを使って作られている。その味わい深い複雑な技法は高い評価を得ていて、さまざまな賞を受賞している。ニューヨーク在住。

文:シンディ・トランボア(Cindy Trumbore)
若者向け本や子どもの本の編集者を経て、現在は自分でも児童書を書き、学校向けの書籍の編集や書き方の指導を行っている。ニュージャージーに居住。

訳:松沢あさか(まつざわ あさか)
愛知県生まれ。名古屋大学文学部卒。訳書に『ウルフ・サーガ』(福音館書店)、『ぼくたちとワッフルハート』、『絵で見るある町の歴史』(ともに、さ・え・ら書房)などがある。

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