わたしの森林研究 鳥のタネまきに注目して

著:直江将司 
定価:(本体1400円+税)
判型・体裁:四六判/144ページ
発行年月:2015年4月
ISBN978-4-378-03917-6
NDC470

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植物は果実をつくり、果肉の部分を動物に食べ物として与え、その代わりに、動物は果実に含まれる種子を別の場所にまで運ぶ。このような動物によるタネまきを、動物散布という。本書は、動物散布がどのようになされているか……その調査・研究をおこなっている若き研究者の記録である。

【もくじ】
第1章 小川の森で研究を始める
動物散布との出会い/初めて訪問した小川の森/小川での生活
第2章 動物による種子の散布
種子散布の役割/親から逃げる/新天地へ移住する/遺伝子を交流する/さまざまな種子散布タイプ/動物散布にも色々ある
●コラム① 完全なベジタリアン
第3章 小川の森 46
小川の森とは/鳥類/留鳥/夏鳥/冬鳥/哺乳類/樹木
●コラム② 恐竜と果実
第4章 森林の改変は、動物散布にどのような影響を与えるか
森林改変と動物散布の関係/森林改変は鳥の数を減少させていた/この研究から言えること
●コラム③ 鳥の調査方法
第5章 カラスによるユニークな種子散布
カラス、何が面白い?/カラスは森を自由に出入りする/カラスはさまざまな種子を散布する/カラスの散布方法/カラスの散布者としての役割
●コラム④ 芽生えの調査
第6章 今後の展望
残った宿題とその先/鳥の子育てと種子散布距離/鳥類による散布と哺乳類による散布/科学技術の発展で見えてきた新しい世界/温暖化の影響/小川の森の新入生/ヒトも世代交代が必要


【著者】直江 将司(なおえ しょうじ)
1983年香川県丸亀市生まれ。2006年に京都府立大学農学部を卒業後、2012年に京都大学理学研究科の博士課程を修了、博士(理学)。東京大学農学部生命科学研究科 特任助教などを経て、森林総合研究所森林植生研究領域 任期付研究員(現職)。専門は森林生態学および保全生物学。鳥類や哺乳類による種子散布のほか、環境激変下における生物多様性の保全方法について研究を行っている。


 

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