はかって、へらそうCO2 1.5℃大作戦
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内容見本 |
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【内容】 2015年、フランスのパリで、地球温暖化をおさえるために、世界の平均気温の上昇を産業革命前とくらべて1.5℃までにおさえるという目標が決まりました。パリ協定の「1.5℃目標」といわれるものです。 地球温暖化は、CO2をはじめとする温室効果ガスのふえすぎが原因です。人間の活動から出されるCO2が原因といっていいでしょう。しかも、CO2の約6割は家庭生活から出されています。ですから、地球温暖化をおさえるためには、わたしたち一人ひとりが、生活の中でCO2をへらすように取りくまなければなりません。 CO2をへらすといっても、そもそもわたしたちは、どれくらいのCO2を出しているのでしょうか。自分自身のいつもの生活から、いつ、どのように、どれだけのCO2を出しているかわかれば、へらし方もわかるはず。 この本は、CO2の量を「はかって、へらす」ことを目的にしています。「①はかる編」で、一人ひとりの出しているCO2の量をはかってみましょう。それがわかったら、「②へらす編」で、どのような生活が、CO2をへらすことにつながるか考えてみましょう。 「1.5℃目標」達成にむけて、CO2をはかって、へらす『1.5℃大作戦』の始まりです! ①はかる編 わたしたち、これだけ出してます 「①へらす編」では、生活の中で、どれだけCO2が出ているかを説明します。巻末のワークシートをつかって、自分自身のCO2の排出量を計算することができます! |
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【もくじ】 1章 なぜ地球温暖化は問題なの? |
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IGESは、日本政府と神奈川県の支援のもと、1998年に設立された政策研究を行う戦略研究機関。アジア太平洋地域における持続可能な開発の実現に向け、各国政府、自治体、国際機関、研究機関、企業やNGOといった多様なステークホルダーと協業しながら、気候変動、持続可能な消費と生産、自然資源管理、SDGsなど広範な領域で、実践的な研究およびプロジェクトを展開。本書籍は『1.5°Cライフスタイル―脱炭素型の暮らしを実現する選択肢―日本語要約版』をもとに関連情報をもりこむ形で監修した。 |