やあ、アンドレア―ある「父と子」の風景―




クリックで拡大
やあ、アンドレア
-ある「父と子」の風景-


マルチェッロ・アルジッリ作
よしとみ あや訳
橋本礼奈絵

四六判/160ページ
2004年1月刊
ISBN978-4-378-00784-7
定価:1400円+税
※品切れです。
“子どもってのは不自由だね”……。
悩み苦しむ少年アンドレアと、ジャーナリスト「わたし」の不思議な関係。アンドレアがもとめる自由とは? そして、子どもにえらばれる父親とは?
【訳者のことば】
  • 初めて本書を読んだとき、勉強や校則に息をつまらせていた当時のことを生々しく思い出して、「わたしが中学高校のころに、親がこの本を読んでいてくれたらなぁ」という感想をもちました。実際に訳す作業に移ってからは、ほんの少しですが、親の立場に立ったときのむずかしさを知ったような気がしました。本書のアンドレアと「わたし」のように、読者のみなさんも、おたがいの葛藤を親子でぶつけあうことができたらと思います。