名前をうばわれた なかまたち |
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名前をうばわれた なかまたち タシエス=作 横湯園子=訳 定価:本体1500円+税 対象:小学校中~大人 判型・体裁:26×26cm/32ページ 発行年月:2011年5月 ISBN978-4-378-04129-2 NDC960 |
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(内容見本) |
この絵本は、ジャーナリストで画家でもあるタシエスが、少しでもいじめの解決に役立ってほしいと願って、スペインの学校を舞台に描いたものです。 いじめは暴力です。いじめ暴力の犠牲者は、毎日、恐怖にさらされ、「自分である」という感情をこなごなにされ、生きようとする意志さえ失われて、死の崖っぷちに立っています……この絵本は、学校内で、そんないじめを受けている少年を描いています。 |
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作者/タシエス(José Antonio Tàssies) 1963年スペイン生まれ。大学でジャーナリズムを専攻し、社会的な問題も意識しながら仕事をしている。1991年、スペインの青少年図書週間コンクールでポスターが第一位を獲得。1997年にはスペイン文化省の優秀児童書賞第二位を受賞。国際的にも2009年度ブラチスラヴァ世界絵本原画展(BIB)でグランプリに輝くなど、ヨーロッパで注目されている絵本作家。 訳者/横湯園子(よこゆ そのこ) 1939年生まれ。元中央大学教授。専門は教育臨床心理学。臨床心理士。不登校、ひきこもり、いじめ、自殺などのカウンセリングを行う。著書に、『教育臨床心理学--愛・いやし・人権』(東京大学出版会)、『引きこもりからの出発』(岩波書店)など。 |