さ・え・ら書房編集室雑記(2018/05/21) Topへ戻る


◆トップページでも紹介していますが、小社から『とことんやさしい算数使いかたナビ』(全3巻)がでました。幸い、評判もよく、学校図書館、公共図書館などによく選書されており、うれしいかぎりです。
◆小社は、創業以来、学習に役立つ本を多く出版してきましたが、中でも、科学と算数・数学には力を入れてきました。そして、算数・数学については、どちらかというと、授業では学ばない内容を中心に出版してきましたが、この『とことんやさしい算数使いかたナビ』は、授業で学ぶ内容を、よりわかりやすく、より親しみやすくすることを目指しています。
◆小社で最初に出版した算数の本は、昭和37年当時に評判になった“水道方式”の学年別の『みんなのすきな算数』(全6巻)でした。当時としては、280円という高い定価でしたが、とてもよく売れたことをおぼえています。
◆わたしが編集者として、初めて手がけた算数の本が、昭和53年に完結した『わけのわかる算数』(全5巻)でした、学年別ではなく、分野別というちょっと冒険でしたが、幸い評判も良く、現在では図版と装丁を変えて、『わけのわかる算数のはなし』として続いています。
◆そのほか、翻訳の絵本ですが、『新しい算数教室』(全10巻)、そして、現在も売れ続けている『考える数学』、『算数絵本/考え方の練習帳』を刊行してきたのでした。
◆わたくし個人として、一番すきな算数・数学の本といえば、村田全著『数学をきずいた人々』です。(このページを書くまえにも、読み直してしまいました。)この本は、1967年に、“さ・え・ら伝記ライブラリー”全30巻の一冊として発刊しましたが、2008年に復刊させました。受験数学をやっている中学生の皆さんには、ぜひ読んでもらいたい本です。数学という教科・学問への考えが変わるのではないかと思います。


◆今年の桜見物は、時期を外した人が多かったのではないでしょうか。異常気象で、桜が10日以上早くに咲いたみたいです。わたしも4月7、8日、山梨、長野、新潟と強行軍のバスと列車の桜見物ツアーに参加しましたが、桜はほとんど散っていました。シジュウカラに会えたのが嬉しかったです。
◆五月の連休中に、「山城」なるものをやはりツアーで参加・見学してきました。お城といえば、水堀、石垣、天守閣と思っていたのですが、「武田信玄」の時代にはそうではなかったことを初めて知ったのでした。
◆昨年に続き、山梨の知人を訪れ、去年と同じ「ケヤキの森」に案内してもらいました。去年より、20日ほど遅かったため、緑の色、葉の多さなど、まったく違う景色に出会えたのでした。ケヤキの緑ってすばらしいなと、あらためて感じたのでした。


散った桜とシジュウカラ 山城の空堀 山梨のケヤキの森

(写真はクリックで拡大します)
(記)浦城信夫
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