第25回読書感想画中央コンクール 指定図書
わたしのウナギ研究 |
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■わたしのウナギ研究 海部健三著 定価:本体1365円+税(本体1300円+税) 判型・体裁:四六判/144ページ 発行年月:2013年4月 ISBN978-4-378-03915-2 NDC487 組み見本 |
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【内容】 いま、ウナギの数が減り、絶滅が心配されている! どうしたら、ウナギをふやすことができるのか? それには、天然のウナギがどこで暮らし、何を食べ、どのように成長するかなど、その生態をくわしく知る必要がある。 本書は、岡山県の旭川と児島湾でウナギの生活調査をした若き研究者の記録である。 |
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減少を続けるウナギを守るために、ウナギの研究を進めることはもちろん重要だ。しかし、それだけでなく、ウナギを守ることを通じて、水辺の環境を考え、水辺の自然再生につながるような仕組みを作り出していくこともまた、重要なのではないだろうか。水辺の自然再生を進めていくことにより、人間と水辺とのつながりをもう一度取りもどすこと、これこそが、ぼくたちウナギに関わる人間に求められていることではないかと考えている。――本文より |
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【著者】海部 健三(かいふけんぞう) 1973年、東京都生まれ。1997年に一橋大学社会学部を卒業後、社会人生活を経て2011年に東京大学農学生命科学研究科の博士課程を修了。同年、東京大学農学生命科学研究科 特任助教(執筆当時)。2012年より東アジア鰻資源協議会(EASEC)の事務局を担当。専門は保全生態学および水中生物音響学。河川や沿岸におけるニホンウナギの生態のほか、頭足類(イカやタコの仲間)の聴覚を研究している。2015年4月より、中央大学法学部助教(資源保全学)。 |
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【もくじ】 第2章 ウナギ研究のいま 第3章 研究の現場から 第4章 これからのウナギ研究-ウナギを守るために- あとがき |