中国の古典文学

中国の歴史書、思想書、文学は、日本の文化の母体となっているばかりか、ことわざや熟語のみなもとにもなっています。このシリーズは、その中から、価値が高く、しかも魅力的なものを体系的に厳選した、中国古典に親しむための入門書です。

サンケイ児童出版文化賞大賞
日本翻訳出版文化賞受賞


古代の思想 儒家と道家

著・訳:久米 旺生
定価:本体1500円+税
判型・体裁:菊判/280ページ
発行年月:1978年1月
ISBN978-4-378-01701-3 NDC124
品切れ・重版未定です。

日本の文化・思想の原点ともいえる中国の古典文学シリーズの第1巻。孔子と老子の思想を説く。全巻サンケイ児童出版文化賞大賞。


古代の思想 諸子百家

著・訳:市川 宏
定価:本体1500円+税
判型・体裁:菊判/271ページ
発行年月:1977年8月
ISBN978-4-378-01702-0 NDC124

前巻にひきつづき,韓非子,墨子,荘子,孫子などの著作から,中国文化の根本思想をさぐる。本シリーズ全巻日本翻訳出版文化賞。


史記(上)

著・訳:藤本幸三/竹内良雄
定価:本体1500円+税
判型・体裁:菊判/279ページ
発行年月:1976年11月
ISBN978-4-378-01703-7 NDC222
品切れ重版未定です

司馬遷の著した合計130巻の歴史書を,時代の大筋の流れをつかみながら抄訳した。上巻は,堯帝から秦の始皇帝が立つまで。


史記(下)

著・訳:藤本幸三/竹内良雄
定価:本体1500円+税
判型・体裁:菊判/269ページ
発行年月:1977年2月
ISBN978-4-378-01704-4 NDC222
品切れ重版未定です

秦の始皇帝の治政から前漢の武帝まで。広大な国土に展開する,様々な人間の行動・思想は,現代の人間にも多く参考になる。


唐代の歌

著者・訳:奥平 卓
定価:本体1500円+税
判型・体裁:菊判/289ページ
発行年月:1977年1月
ISBN978-4-378-01705-1 NDC921
品切れ重版未定です

李白,杜甫など唐代の名詩を,時代順に,詩の背景・作者の解説・現代語訳・読み下し文で紹介する。教科書に出る詩は全て収録。


唐代の小説

著者・訳:村山 孚
定価:本体1500円+税
判型・体裁:菊判/271ページ
発行年月:1976年10月
ISBN978-4-378-01706-8 NDC923
品切れ重版未定です

唐代にさかんに書かれたふしぎな話–昆侖奴,李娃伝など二十数編の伝奇小説集。本書の杜子春と芥川のそれを比べるのも興味深い。


西遊記(上)

著・訳:和田武司/山谷弘之
定価:本体1500円+税
判型・体裁:菊判/287ページ
発行年月:1976年12月
ISBN978-4-378-01707-5 NDC923

ごぞんじ、孫悟空の大冒険を読みごたえのある全二巻にしました。軽快な訳は原作の雰囲気をそのまま伝えてくれます。


西遊記(下)

著者:和田武司/山谷弘之共訳
定価:本体1500円+税
判型・体裁:菊判/279ページ
発行年月:1977年5月
ISBN978-4-378-01708-2 NDC923

登場人物の性格描写–猪八戒のなまけぐせ・食いしんぼう,三蔵のくそまじめさが西遊記のおもしろさ。本書はそれを十分に伝える。


三国志(上)

著・訳:丹羽隼兵/守屋 洋
定価:本体1500円+税
判型・体裁:菊判/273ページ
発行年月:1977年10月
ISBN978-4-378-01709-9 NDC923

晋の陳寿が著した「三国志」にもとづいて,明の時代にできた,雄大な歴史小説「三国志演義」を読みごたえある全二巻に訳した。


三国志(下)

著・訳:丹羽隼兵/守屋 洋共
定価:1500円+税
判型・体裁:菊判/279ページ
発行年月:1978年1月
ISBN978-4-378-01710-5 NDC923

三世紀の中国–魏・呉・蜀はたがいに覇権を争っていた。勇将あり,名君あり,逆臣ありと,波乱にとんだスケールの大きな作品。


水滸伝(上)

著・訳:杉本達夫/中村 愿
定価:本体1500円+税
判型・体裁:菊判/289ページ
発行年月:1977年6月
ISBN978-4-378-01711-2 NDC923

十四世紀ごろにできた長編小説。百八人のごうけつたちが天下をさわがせるさまは奇想天外。それは当時の民衆の願いでもあった。


水滸伝(下)

著・訳:杉本達夫/中村 愿
定価:本体1500円+税
判型・体裁:菊判/289ページ
発行年月:1977年9月
ISBN978-4-378-01712-9 NDC923

雄大な構成と活気に満ちた文章は,「南総里見八犬伝」など,日本の文学にも大きな影響をあたえた。訳もきびきび歯ぎれがよい。


清代の怪異小説 聊斎志異

著・訳:丸山松幸
定価:本体1500円+税
判型・体裁:菊判/287ページ
発行年月:1977年3月
ISBN978-4-378-01713-6 NDC923

「聊斎志異」からすぐれた作品を収録。きつねや,ゆうれいや,神仙などが登場して,ふしぎな世界をくりひろげる。


故事と成語

著・編:大石智良
定価:本体1500円+税
判型・体裁:菊判/271ページ
発行年月:1978年2月
ISBN978-4-378-01714-3 NDC814
品切れ・重版未定です。

日本で,日常なにげなく使っていることわざや成語の類は,その多くが中国の古典から発生している。そのいわれをたどってみよう。

新刊

  1. 生きものたちのスゴ技図鑑
    何しゃべってるの? 編
  2. 生きものたちのスゴ技図鑑
    食われてたまるか 編
  3. となりのきみのクライシス
  4. おとうさんは103さい
  5. G65
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