母の国、父の国

小手鞠るい

対象年齢:小学校高学年から
定価:1,540円(本体1,400円+税10%)
発行年月日:2022年7月
判型・体裁:四六判上製 176ページ
ISBN:978-4-378-01560-6 Cコード:8093 NDC:913

内容紹介

少女は、この国で、目立った。
そのために、のけものにされたり、けなされたりすることもあった。
壮絶ないじめに耐えつづけた小学生時代。
世間にプライドを踏みにじられた中学生時代。
うそと裏切りにまみれた恋に苦しみ、母に対する憎しみを覚えた高校生時代。

苦悩の海を越え、絶望の果てに訪れたその国で、少女を待っていたものは―――。

「1行目を書き始めたらやめられなくなって、寝食を忘れてそのまま最後まで書き切ってしまった。まるで主人公が私に乗り移っているかのように。物書きになってかれこれ40年が過ぎましたが、このような経験は滅多にできるものではありません。この作品の主人公とは、境遇も経歴も性格も異なる私なのに、書き上げたとき『この少女は私だ』と、思いました。彼女の流した涙、彼女が付けられた傷、彼女の闘い、彼女の旅立ち。あなたにもきっと、身に覚えがあることでしょう。今、心の傷を抱えて生きるすべての子どもたち、そして、かつて子どもだったすべての大人たちに本書を捧げます。」

―――ニューヨーク州の森の仕事部屋より、小手鞠るい

作者紹介

小手鞠るい(こでまり・るい)
1956年3月、岡山県備前市に生まれる。高3まで岡山で過ごし、大学時代から10年間、京都で暮らす。その後、インド旅行を経て、東京へ。1992年からアメリカ東海岸ニューヨーク州在住。森の中で、動植物と木々に囲まれて暮らしながら、小説、児童書などを書いている。絵本から大人向けの作品まで、著書多数。本書のエピグラムに掲げた詩の作者やなせたかし氏は、著者のデビュー作となった詩集『愛する人にうたいたい』の編集人。
小学校高学年~中学生向けの主な作品として『サステナブル・ビーチ』『ぼくたちの緑の星』『心の森』『いつも心の中に』『きみの声を聞かせて』『初恋まねき猫』『少女は森からやってきた』『ある晴れた夏の朝』『卒業旅行』『窓』『庭』『文豪中学生日記』『放課後の文章教室』『午前3時に電話して』など、エッセイ集として『優しいライオン やなせたかし先生からの贈り物』『空から森が降ってくる』などがある。

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