さ・え・ら書房編集室雑記(2014/12/08) Topへ戻る


◆アベノミクスというふしぎな造語が、いまや当たり前のことばとなっています。安倍首相の提唱する経済ということなのでしょうか?
◆不況にあえぐ出版界を考えると、アベノミクスは「風がふけば桶屋が儲かる」みたいなものに感じます。
◆物価が上がる⇒会社が儲かる⇒社員の給与が上がる⇒消費が拡大する⇒本が売れる……うーん、こんなにうまくことが運べば、出版界は御の字なのですが、現実には、本の売れ行きがどんどん下がっている。これは、出版社側にも責任があるのかもしれませんが。


◆小社の新刊書籍、『ぼく、悪い子になっちゃった!』 が、渋谷弘子さんの訳に加え、堀川理万子さんの絵が力を発揮して、とてもたのしい、ちょっと考えさせる本にしあがりました。転校のこと、友情のこと、病気のことなど、いろいろ感じました。

◆12月3日、参議院議員会館で行われた「子どもたちの未来のために」緊急アピール 記者発表を傍聴してきました。いまの子どもたちの未来について、責任を持つのは、いまの大人たちだ……ということで、「特定機密保護法」に反対する、絵本作家、日本児童図書出版協会、日本日本児童文学者協会など、7団体が開いたものでした。
◆12月10日にこの「特定機密保護法」が施行されるわけですが、なんともやるせないというか、無力感を感じてしまいます。ほんとうはこんなことではいけないのですが……。いまの政権に「きな臭さ」を感じます。

◆数年前までは、週末になれば、一人車にのって鳥の写真を撮りにいったものですが、最近は「まち歩きの会」の団体で町のあちこちを歩いたり、あるいは、妻と自宅近所を歩いたりすることが増えました。60年以上東京に住んでいるのに、ほとんど、東京を知らないことに気付かされるのでした。
近所のお寺のイチョウが色づいているそばで、寒桜がさいていました。
◆ことしも社の近く、市ヶ谷の掘端に、冬鳥たちがやってきました。

近所のお寺のイチョウ 境内の寒桜 堀端のゴイサギ

(写真はクリックで拡大します)
(記)浦城信夫
前回の『編集室雑記』を見る