さ・え・ら書房編集室雑記(2017/10/21) Topへ戻る


◆トップページで紹介していますが、小社から『ジュビリー』がでます。ジュビリーと呼ばれる少女の物語で、作者は、2度のニューベリー賞オナー受賞作家のパトリシア・ライリー・ギブです。
◆作者のギフさんは、小学校の教師をした経験があります。彼女の作品の多くは、主人公の子どもに暖かい目を向け、そして読者に勇気とさわやかな読後感をあたえてくれています。この『ジュビリー』は、母親に捨てられ、そのショックで話せなくなった少女の物語ですが、きっと読者にあたたかい感動をもたらしてくれると思います。
◆もう1点の『わたしも水着をきてみたい』は、小社では初めての出版となるスウェーデンの絵本です。スウェーデンは多くの移民・難民を受け入れていますが、主人公の少女ファマドも、東アフリカのソマリアから移住してきました。
◆イスラムの国からヨーロッパに移住してきた子どもが、「プールに入る」ことのたいへんさを通して、異なる文化を互いに認め合うことの大切さをさりげなく伝えていると思います。


◆何か良いアイディアを思いついたとき、あるいは、このことはあとからよく考えてみようと思ったとき、その場でメモを取っておかないと、ほとんどの場合、それがどんなことだったか思い出すことができません……わたしの場合は特に。
◆メモを取るとき、手近な紙に書いたのでは、その紙がどこにあったか分からなくなってしまう……そんなとき手近にあるスマホにメモしておけば、なくなることもないし、筆記具もいらないし、手で文字を書くよりも速い……便利な世の中になったものだと思います。


◆最近の天候は、荒々しいというか、ずいぶんと乱暴です。9月になっても猛暑日が続いたり、急に寒くなったり、大雨になったり、10月に季節はずれの大型台風が来たり……。
◆8月に京都、鞍馬寺に行ってきました。階段や坂が多いお寺に行くことが出来るのは、あと何年だろう……などと考えたものでした。
◆その折、貴船の川床というものを初めて経験してきました。雨天だと中止になる料理屋で、川の上に床を張り、天井は葦簀張りというものです。
◆この10月、7年ぶりに趣味のPC組み立てをしました。20年ほど前は、秋葉原に何度も足を運び、どこのお店で買おうか、何を買おうかと、部品を集めるだけで数週間かかったものですが、いまは、ネットであっというまに集まってしまいます。便利な世の中になったものですが、これが良いことなのか……


鞍馬寺 川床料理 私のPC

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(記)浦城信夫
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