ハトと「ハトの巣」 |
ハトと「ハトの巣」 |
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ハトが10 わ、ハトの巣が9 つ、すべてのハトが巣に入ろうとすると、どんなことが起こるでしょう? いろいろな入り方があるけれど、少なくとも1つの巣には、ハトが2わ以上入ることになります……そんなのあたりまえ? こんなあたりまえみたいにみえることが、数学では、とても役に立つ考え方なのです。 <算数絵本/考え方の練習帳>全5巻の紹介はこちら。 |
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【文】瀬山士郎(せやま しろう) 1946年群馬県生まれ。東京教育大学理学部数学科卒。 群馬大学で数学を教え、2011年退職。群馬大学名誉教授。専門はトポロジー。数学教育に強い関心をもつ。 著書に、「ゼロから学ぶ数学の1、2、3」(講談社)、「トポロジー:柔らかい幾何学」(日本評論社)、「はじめての現代数学」「数学と算数の遠近法」(早川書房)、「計算のひみつ」「面積のひみつ」(さ・え・ら書房)などがある。 【絵】コナガイ 香(こながい かおる) 東京出身、横浜育ち。学生時代にイベント等でライブペイントを経験。 その後 書店員、編集者を経てイラストレーターとして独立。 書籍や雑誌の挿絵、ウェブ媒体などで活動中。作家として個展や展示も定期的に活動している。本、旅、音楽、おいしいとうれしいが好き。 www.konagaikaoru.com |